ホームページ作成に欠かせないレンタルサーバーの選び方!おすすめ3選
ホームページ作成には欠かせないサーバーですが、大きく分けて「自社サーバー」と「レンタルサーバー」があります。
自社サーバーは予算と人員の確保が必要となるだけに、月額で容量の一部を使用できるレンタルサーバーと契約するのが一般的です。しかし、レンタルサーバーと一口に言っても国内だけで10種類以上のサービスが存在しています。
そこで、今回はホームページ作成に必要となるレンタルサーバーの選び方、おすすめのサービスをご紹介しましょう。
1.ホームページ作成に欠かせないレンタルサーバーの選び方
自社で予算と人員を確保できない限り、基本的にはレンタルサーバーを使用するのがメンテナンス面でも安心です。ただ、レンタルサーバーであればどれでもいいわけではないので、これから紹介する選び方を意識してみてください。
サーバーの稼働率はどうか
サーバーの稼働率とは、サーバーがどれだけ安定して稼働できているかの数値です。
当然、稼働率が高いほどサーバーが停止することも、不具合を起こすことも少ないことが分かります。災害やサイバー攻撃など、万が一の事態が発生したときの準備がしっかりとされている証拠でもあるのです。
ホームページはサーバーがないとインターネット上に公開できません。企業や店舗にとってホームページは重要な集客ツールであるだけに、たった数時間停止するだけでも収益に関わるだけに稼働率は高いほど安心です。
欲しい機能は揃っているか
レンタルサーバーと一括りにしていますが、サービスによって提供している機能は異なります。
ホームページのコンテンツによってサーバーに求められる機能も異なるため、レンタルサーバーに欲しい機能が備わっているのかは重要です。例えば、レンタルサーバーによくある機能としては以下のものがあるのでチェックしてみてください。
- 独自ドメイン…独自のドメイン(URL)を使用できる
- マルチドメイン…複数のドメイン(URL)を同時に利用できる
- FTP転送…FTPツールを使用してファイルを直接アップロードできる
- 独自CGI…プログラム言語を用いて独自のシステムを導入できる
- クイックインストール…WordPressやEC-CUBEなどの管理システムを簡単に設定できる
- バックアップ…サーバー内の情報のバックアップを自動で保管する
- 独自SSL…信頼の証「SSLサーバー証明書」をインストールできる
上記の他にも様々な機能がありますが、少なくともここで紹介しているものに対応しているサービスがいいでしょう。
適切な容量を確保できるか
提供している機能と同様に、レンタルサーバーによって使用できる容量も異なります。
容量とはデータを保管できる大きさのことで、容量が多いほどたくさんの情報を保管できるため大規模なホームページも作成可能です。以下に、ホームページの規模や目的に合わせた容量をまとめたので確認してみましょう。
- ブログや情報サイト…10〜100GB
- 小〜中規模の企業サイト…100〜300GB
- 大規模の企業サイトや通販サイト…300GB〜
基本的にどのサービスも後から容量は増やせるので、最初はあえて少なめで契約するのもアリです。ただし、サービスによっては容量を確保できないこともあるため、契約前に最大でどこまで増やしたいかは考えておく必要があります。
2.ホームページ作成におすすめなレンタルサーバー3選
ホームページ作成に必要となるレンタルサーバーは稼働率、機能、容量の3つが選ぶポイントになるとのことでした。だからと、いきなり10種類以上から1つのサービスに絞るのは大変なので、ここではおすすめ3選をご紹介します。
LOLIPOP!
利用実績200万サイト以上、企業から店舗、個人まで様々な業種で使用されているレンタルサーバーです。
「簡単インストール」によってWordPress(ブログ管理システム)をたった60秒でインストールできるなど、ホームページ作成から公開まで初心者でも比較的簡単にできます。また、24時間265日サポートがあるのも安心です。
さらに、「稼働率99.99%」という驚異的な実績があり、作成したホームページを安定して運用できるのでトラブルによってページが見られないことはまずありません。初心者からプロまで、幅広いニーズに応えてくれるサービスです。
エコノミー | ライト | スタンダード | エンタープライズ | |
---|---|---|---|---|
容量 | 10GB | 50GB | 120GB | 400GB |
WordPress | 不可 | 利用可能 | 高速利用可能 | 高速利用可能 |
独自SSL | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
サポート | 電話なし | 電話なし | 電話あり | 電話あり |
費用(月額) | 100円 | 250円〜 | 500円〜 | 2,000円〜 |
※税抜
LOLIPOPの公式サイトはこちら
さくらのレンタルサーバ
豊富なプランと手厚いサポートで人気を集めている定番のレンタルサーバーです。
国内自社にデータセンターを配置していて、地震や停電などが発生しても即座に対応できる体制が整っています。これにより「稼働率99.99%」と国内トップレベルの安定性があるため、大切なホームページの預け先として安心です。
また、無料SSLだけでなくより高いセキュリティを証明できる「有料SSL」にも対応、ホームページの情報をまるごとバックアップできる機能も備えられています。現在(2019年5月)、「2週間お試し無料!」があるのもポイントです。
ライト | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプロ | マネージド | |
---|---|---|---|---|---|---|
容量 | 10GB | 100GB | 200GB | 300GB | 500GB | 700GB |
WordPress | 不可 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 |
独自SSL | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
サポート | 電話あり | 電話あり | 電話あり | 電話あり | 電話あり | 電話あり |
費用(月額) | 129円 | 515円 | 1,543円 | 2,571円 | 4,628円 | 12,960円〜 |
※税込
さくらのレンタルサーバの公式サイトはこちら
Quicca
月額90円〜と数あるサービスの中でも最安値に分類されるレンタルサーバーです。
独自ドメインを利用できるのはもちろん、Quiccaではホームページの用途に合わせた基本ドメインの提供も行っています。例えば、美容系なら「biyou.tv」や飲み物系なら「cafelatte.me」などは契約後すぐに利用可能です。
低価格なレンタルサーバーには珍しく「IP分散」にも対応していて、複数のホームページを運営するときGoogleなどの検索エンジンから評価を得やすいと言えます。趣味で小規模なホームページを作成するにはぴったりでしょう。
エントリープラン | ライトプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
---|---|---|---|---|
容量 | 10GB | 10GB | 30GB | 40GB |
WordPress | 不可 | 不可 | 利用可能 | 利用可能 |
独自SSL | なし | なし | なし | 無料 |
サポート | – | – | – | – |
費用(月額) | 90円 | 230円 | 450円 | 900円 |
※税込
※エントリープランに比べ、ライトプランは使用できるドメイン数やメールアドレス数などが多くなっています。
Quiccaの公式サイトはこちら
3.まとめ
ホームページ作成にレンタルサーバーは欠かせないだけに、どこと契約するかは慎重に選ぶことが大切です。
レンタルサーバーを選ぶポイントとして稼働率、機能、容量の3つは確認しておくことをおすすめします。あとは条件に合ったサービスの中から費用に納得できるところと契約すればいいです。できれば3社くらいは比較してみましょう。
ホームページを長期的に運用するためにも、ぜひ目的に合ったレンタルサーバーを探してみてください。